最近 AMラジオを聴いていますか?
社団法人東京放送局(今のNHK)が1925年(大正14年)に日本では初めて放送スタートしてからそろそろ100年が経ちます。
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放送開始から、今までずーとAM放送がおこなれていて、防災やニュース、教育、音楽、バラエティー等、幅広く生活には欠かせないものになっています。

新車には、必ずAMラジオはセットされ販売されていることを考えると、緊急時の情報源としても、重要と考えられています。

さて、今回はAM放送【振幅変調(AM:Amplitude Modulation)による近距離、中距離の放送)】についてです。

一般的には526.5kHz~1606.5kHzまでの周波数が日本では割り当てられています。

疑問1 なぜ日本には、たくさんの(民間も含め)放送局があるのか?
疑問2 夜になると、混信してくるのか?
疑問3 周波数割り当てが9KHzごとなのか?

の3つの疑問に答えていきましょう!!

疑問1 なぜ日本には、たくさんの(民間も含め)放送局があるのか?

日本では1924年(大正13年)に大阪朝日新聞が昭和天皇御成婚奉祝式典の中継や
大阪毎日新聞では第15回衆議院議員総選挙開票中継など民間企業によるラジオ放送が実験的に行われていたことで、わかるように、もともと企業が放送事業に参入したかったことがわかる。

しかし、1925年(大正14年)以降NHKが各地方都市にAM放送局を開局し、
戦前は、民間放送が認められなかった。

戦後、新しい放送法が施行され、1951年に愛知県の中部日本放送(現・CBCラジオ)と大阪府の新日本放送(のちの毎日放送)の認可がおりました。その後、各都道府県単位での民間放送事業認可がおりた。

戦後はGHQの影響を受けており、戦前の政府専掌」の下での事実上の“国営放送”だった「社団法人日本放送協会」(NHK)からの脱却が必要で「平和国家日本を建設するために、民衆による民衆のための民放ラジオを役立てよう」という「フリー・ラジオ」宣言がされた。

民間放送事業は東京、名古屋、大阪からスタートし、県単位にも普及し1954年(昭和29年)12月までに民間中波放送38局が独立ローカル、県域放送局として開局した。

疑問2 夜になると、混信してくるのか?

夜になるとAMラジオはいろいろな放送が聞こえてきます。時には混信して、電波の弱い国内放送が海外放送に打ち消される時もあります。

電波の特徴として、周波数、昼、夜によって、電離層から影響は変化します。

ここでの中波は夜になると、大気圏上空に電離層という電波を跳ね返す層が発生します。
E層と電離層で跳ね返されて、数1000km届くということです。

大気、天気等いろいろな条件によって変化し、直接届いてる電波ではない為、安定した放送が聴けず信号強度、感度が変化します。

海外、国内問わず電波が電離層に跳ね返って届く電波が、近く周波数、同一周波数にある為、混信の影響がでます。

疑問3 周波数割り当てが9KHzごとなのか?

周波数の割り当ては、NHK東京放送局 800KHz開局し、何度か周波数割り当て変更し、今の9KHzごとの割り当てになりました。

夜になると、混信してくることとも関係していますが、海外からの放送が電離層の発生により電波が届くようになり、混信してきます。

欧州は10KHzで、近隣諸国間の中波放送の混信を軽減するために 1978年11月23日国際電気通信連合(ITU)の取り決めによりAMラジオの周波数一斉変更(10kHz間隔→9kHz間隔。通称:9キロヘルツセパレーション)が行われた

今では、便利になりスマホアプリでもAM放送が聴ける時代になりました。
また、AM放送を見直して、聴いてみては・・・・?