こんにちは。


久しぶりに映画鑑賞をしましたので、感想を綴っていこうと思います。


今日は2015年公開、ケヴィンベーコン出演の『コップカー』です。80分前後の短い作品ですが、とてもテンポよく展開していき、飽きずに観ることができました。
COP CAR/コップカー 【ネタバレ注意】家出少年たちが目指すモノとは? シンプルなのに驚きのハイスペックムービー。 - 紗堂の樋 ad&d  TOYのblog


ケヴィンベーコン出演作品は『ミスティックリバー』『インビジブル』を観たことがあります。先に『コップカー』の私的な評価は7点(10点中)です。


とても面白い作品でしたが、おそらく大半の人にとっては「つまらない」という評価の方が多い作品なのではないでしょうか?(笑)


【私的にざっくりとまとめた、ネタバレなしのあらすじ】

家出少年の2人(小学3年生くらい)がさまよっていると、1台の放置されているパトカー(コップカー)を見つけます。周りに警察官がいないか確認し、車内で警察官ごっこをしていると、カギを発見。マリオカートで身に付けたという未熟な運転知識活かし、そのまま発進!


話は切り替わり、ケヴィンベーコン演じる保安官が登場。そのパトカーは彼が停めていたものでした。
この保安官は「クスリ、殺人」などいわゆる「悪徳警官」で、死体を山奥に捨てるためにパトカーを停車させていました。パトカーを盗まれた保安官は大慌てで盗まれたパトカーを探そうとします。


その頃、子供たちはトランクから音が聞こえ、恐る恐る確認すると傷だらけの男がいました。迷った結果、その男を助けてあげることにしましたが・・・


みたいな感じです(笑)


この作品、最初は少年2人が旅をする「冒険物語」かと思いきや、急に「サスペンス」に切り替わるのがとても良いなと思ったところです。また、感情移入をさせないようなつくり(家出の経緯や保安官の悪行などは一切語られない)になっていて、視聴者はただの傍観者として作品を見せられることで、逆に邪念なしで目の前の映像にのめり込める作品になっているという印象を受けました。


そして、「登場人物はわずか5人。」「車の中だけで完結」という法則破りの演出の数々が不快感を感じさせることなく、キレイに収まっている作品でした。


「サスペンス」といっても、なんか笑えるような感じもするし、コメディみたいな雰囲気もあり、終始不安定な感情に見舞われますが結果「よくわかんないけど、めちゃくちゃ面白いじゃん」となりました(笑)


今後の人生で最低でもあと1回は観ると思います。


それでは(*^-^*)