こんにちは。


先日の夜、NHKの特集でコロナウイルスの影響で住宅ローンの支払いができないという相談が急増しているという番組がやっていました。住宅ローンを支払えなくなった、または数ヶ月後に支払いができなくなることが分かった場合は、すぐに借入先銀行に相談しましょう!!


よく勘違いされるのが、ローンを支払わないと「すぐに家を追い出されてしまう」と思っている方が多いですが、「すぐ」ではなくて、一定の期間で催告された後に強制的に売りに出されてしまいます。これを不動産用語で競売といいます。


テレビでも言っていた「借入先に相談」をすると銀行から得られる回答は、支払いを数ヶ月待ってもらえたりはできます。一番よくないのは何も言わずに滞納し続けることです。ちゃんと前もって相談をしないと、競売に近づいてしまうので絶対に避けた方がいいです。


ちなみに、住宅ローンを支払うことができなくなった場合は任意売却を行うのが一般的とされています。


任意売却とは競売と違い、あくまで「任意」で売りに出すもので、債権者と販売価格などを調整し、その金額で売れた場合、その価格が抵当権を設定した金額より低くても抵当権を抹消するよ!ってものです。ただし、残った借入金についてはその後も返済義務はついてきますのでご注意!


ちょっと分かりづらいので、下に例を挙げます。


例)1500万円の残債があり、1000万円で家が売れたケース

通常売買の場合→抵当権を抹消するために、残りの500万円はご自身の貯金など手出しで埋め合わせる

任意売却の場合→抵当権は抹消してくれる。残りの500万円を月1万円から5万円前後で払っていく。


こんな感じです。売却の相場も通常売買と任意売却ではそこまで大きな差はないですが、競売だと相場の半分くらいの値段で売られてしまい、もちろん残った債務の返済義務もあるので手放した後の返済も当然、多くなるので競売は本当に最終手段となります。


住宅ローンでお困りの方は、銀行への相談は勿論ですが、不動産屋へ売却査定を依頼するのも1つの手です。ご自宅の金額を把握することで、今のうちに売却の準備をするか、このまま支払いを続けていくか(いけるのか)など総合的に指針を決められると思います。


急な宣伝ですが、愛和住販では仲介として販売のお手伝いは勿論ですが、不動産買取査定も無料で行っています。たまに聞く「数字を高く伝えておいて実際にはなんやかんや言って安くなった」というようなことはありません(笑)


仲介で市場に出した場合、愛和住販で買取をさせてもらった場合のメリット・デメリットをお伝えしますので、お気軽にお問い合わせ下さい!! 


いずれにせよ、コロナウイルスの経済的影響は今後さらに顕在化してくると思うので、僕もですが節約・倹約していきたいですね。


それでは(*^-^*)