桜鯛

昔から日本で、「尾頭付き」で祝い事や正月に欠かせない「桜鯛」
ちょうど桜の花の咲くころ水揚げされています。
雌で「ピンク色」を帯びている、魚です。

調べていくと、どうも、「真鯛」と「桜鯛」は同じものな様です。
真鯛は今頃から初夏にかけて、産卵期になる為、多くの餌を食べます。
それで、繁殖を控えた雌がこのころ「ピンク色」になります。
これが「桜鯛」です。

産卵が終わるとまた、「真鯛の色」に戻ります。
色でいうと、「桜色」から「小麦色」に変化します。

鯛を食べる習慣
縄文時代の史跡から出土するくらい、日本古来から、鯛を食べる習慣があり
食用魚であった。
神道での供物でも鯛などの魚をお供えするのも、このころからあったのでしょう。
さらに江戸時代になると、魚は専ら海のものが食され、将軍家でも鯛が喜ばれたため「
大位」と当て字をされもてはやされたようです。
鯛は日持ちが良い魚であり、価値がさがりずらい(変わらない)という意味もあって
「くさっても鯛」とことわざができました。

日本人にとても身近な鯛

今が「桜鯛」の水揚げ時期~!

刺身、お寿司が美味しい~!!