こんにちは。

今日は不動産営業マンの平日の動きについてを書いてみたいと思います。基本的に土日が販売活動のメインになるため、平日は販売活動のための準備などに動いていることが多いです。ネットに掲載する物件の写真撮影をして登録作業をしたり、お問い合わせ頂いた物件の資料作成を行ったり、現地販売会の看板等を作成したりしています。

ご契約を予定している場合は契約書や重説の作成をするために役所や法務局で建物に係る権利関係等の調査や、現地の調査を行い、資料を作成したりします。ご契約後から決済までの間のお客様がいる場合は、住宅ローン関係で銀行さんとの打ち合わせや、司法書士さんとの打ち合わせなど決済に向けた準備を行います。

上記とは別に売却したいなどのお問合せを頂いた場合、現地調査を行い買取金額の査定をしてご報告をしたりします。

基本的にどこの会社の営業マンもこんな感じの1日を過ごしているのではないでしょうか。不動産屋と聞くと動かす金額が大きいからダイナミックな仕事だったり、羽振りの良い華やかな仕事だと思っている人もいると思いますが、やっていることは本当に地味ですし地道です。また、頑張りに比例して評価されるなんてこともなく営業マンは結果至上主義です。営業会社は結果が全てなので「頑張った」という抽象的な部分を見てくれる会社さんは極めて稀でしょう。

特に不動産屋さんは運転免許と元気さえあれば年齢も関係なく比較的就職しやすいですが、離職率も多い業界です。一攫千金やダイナミックな仕事を期待してこの業界に足を踏み入れる人ほど、現実との乖離が大きくなりすぐに辞めていくイメージがあります。(僕も1年間ほど全く別の理由ですが不動産屋を離れていましたので他人の事を言える立場ではないです)

なるのは簡単ですが一人前になるのは相当難しい世界なので、異業種と一緒で結局は地道にコツコツと頑張っている人が成功するのではないでしょうか。僕も1日でも長く不動産業界で仕事ができるように日々精進して一人前を目指していこうと思っています。

なんだか切ない感じで終わってしまいましたが、不動産業界のことを少しでもご理解頂けたなら幸いです。

それでは(*^-^*)