この前の仕事終わりに、DVDを何本か借りに行きました。
その中の1つ『君の鳥はうたえる』を観ました。
公式サイト
http://kiminotori.com/
レビューサイト
https://movies.yahoo.co.jp/movie/364270/
この映画は20代前半の男女3人の青春恋愛映画です。
ストーリーを要約すると、
AくんBさんが付き合う→CくんがBさん好きになる→BさんもCくんが好きになる→Aくんはどうする?
これで終わりですwwwww
青春恋愛映画といえば、それこそJKが夏休みに観に行く流行りのイケメンと女優の
胸キュンシーンと狙いました感満載のお涙頂戴シーンで構成している
恋愛映画を思い浮かべると思いますが、
この映画は逆に何も起きず、話も進まず、感動もせず、笑いも起こらず、気づいたら終わっていたレベルで本当にひたすら日常生活を眺めている傍観者の立場として鑑賞する作品になっています。
主人公役の柄本佑氏は、サイコパス役や犯罪者役のイメージが強い役者だと思いますが、
今回の作品では、その持ち味を活かして
若者特有の何を考えているか分からない不気味さや不安定さを表情や行動で見せつけてくれています。
映像に関しては舞台が函館ということもあり、夜の街並み等の使い方がキレイで、
テンポもいい感じで進んでいき、日常感やリアル感を出すことを工夫したであろうカメラワークも上手いなあと思いました。
さて、ここまで色々と良かった点を殴り書きしましたが、
僕の映画評価としては、2点です(10点満点中)
同じ雰囲気の青春恋愛映画なら、『横道世之介』のほうが遥かに優れていると感じました。
『横道世之介』レビューサイト
https://movies.yahoo.co.jp/movie/341931/
『君の鳥はうたえる』の中の若者たちは、全く覇気がなく
全てのことを放棄して自由を求めているような人間たちで共感ができないかつ、
作中で感情を口に出して伝えてくれないので、
細かい動作や微妙なニュアンスでしか察することができません。
また、彼らにはピーターパンシンドロームをこじらせた中二病的な印象があり、
「そんなことはどうだっていいから真面目に働けよwww」的に思わざるを得なかったです。
恋愛映画というカテゴリではなく、映像の目線やドキュメンタリー的なジャンルとして
観るのであれば良いと思いますが、それだとそのジャンルにある作品たちには到底及ばないので、
結局すべてが中途半端な作品だと思いました。
ただ、色々と考えたり観た人と話したいことは沢山できるような作品なので、
鑑賞中よりも鑑賞後のほうが、楽しめる作品ではないでしょうか!
夏の青春恋愛系を観るのであれば、『横道世之介』が僕の中のオススメです。
それでは。
その中の1つ『君の鳥はうたえる』を観ました。
公式サイト
http://kiminotori.com/
レビューサイト
https://movies.yahoo.co.jp/movie/364270/
この映画は20代前半の男女3人の青春恋愛映画です。
ストーリーを要約すると、
AくんBさんが付き合う→CくんがBさん好きになる→BさんもCくんが好きになる→Aくんはどうする?
これで終わりですwwwww
青春恋愛映画といえば、それこそJKが夏休みに観に行く流行りのイケメンと女優の
胸キュンシーンと狙いました感満載のお涙頂戴シーンで構成している
恋愛映画を思い浮かべると思いますが、
この映画は逆に何も起きず、話も進まず、感動もせず、笑いも起こらず、気づいたら終わっていたレベルで本当にひたすら日常生活を眺めている傍観者の立場として鑑賞する作品になっています。
主人公役の柄本佑氏は、サイコパス役や犯罪者役のイメージが強い役者だと思いますが、
今回の作品では、その持ち味を活かして
若者特有の何を考えているか分からない不気味さや不安定さを表情や行動で見せつけてくれています。
映像に関しては舞台が函館ということもあり、夜の街並み等の使い方がキレイで、
テンポもいい感じで進んでいき、日常感やリアル感を出すことを工夫したであろうカメラワークも上手いなあと思いました。
さて、ここまで色々と良かった点を殴り書きしましたが、
僕の映画評価としては、2点です(10点満点中)
同じ雰囲気の青春恋愛映画なら、『横道世之介』のほうが遥かに優れていると感じました。
『横道世之介』レビューサイト
https://movies.yahoo.co.jp/movie/341931/
『君の鳥はうたえる』の中の若者たちは、全く覇気がなく
全てのことを放棄して自由を求めているような人間たちで共感ができないかつ、
作中で感情を口に出して伝えてくれないので、
細かい動作や微妙なニュアンスでしか察することができません。
また、彼らにはピーターパンシンドロームをこじらせた中二病的な印象があり、
「そんなことはどうだっていいから真面目に働けよwww」的に思わざるを得なかったです。
恋愛映画というカテゴリではなく、映像の目線やドキュメンタリー的なジャンルとして
観るのであれば良いと思いますが、それだとそのジャンルにある作品たちには到底及ばないので、
結局すべてが中途半端な作品だと思いました。
ただ、色々と考えたり観た人と話したいことは沢山できるような作品なので、
鑑賞中よりも鑑賞後のほうが、楽しめる作品ではないでしょうか!
夏の青春恋愛系を観るのであれば、『横道世之介』が僕の中のオススメです。
それでは。