こんにちは。

昨日は宅建業者の法定講習会に参加してきました。1500人ほど収容できる大ホールにて行われましたが、内容としては市場の現状、広告の注意点、来年からの民法改正に伴う契約書・重説の書き方をそれらの専門家から話を聞くといったものでした。

1つの店舗に1人の参加は強制なので僕が行ってきましたが、周りは社長と思われる年齢層高めの人たちが多かったです。

興味深かったのは、弁護士による民法改正に伴う重説や契約書の書き方のポイント講習だったのですが、殆どが「クレーマー対策」的な書き方のアドバイスでした。

弁護士の方も、「いちゃもんをつけられないように誰が見ても1つの解釈で捉えられるように書かないといけない時代」的なことを言っていました。確かに前職の不動産屋でも売買契約書や重説に書く事項は1つ「いちゃもん」をつけられるごとに、どんどん増えていましたし、その内容の殆どは「こんなの言わなくてもわかるでしょ」という内容です。(例:車庫スペースは車種だったり、運転者の技量次第では駐車できませんので予めご了承下さい。とか、将来周辺環境が変わる可能性がありますとか)

殆どの人が「そんなこと当然だよ」と思うかもしれませんが、わざわざ書くのはそういうことを書かなかったことでトラブルが起きている事例があるからな訳です。

今後も不動産取引が無くならない限り、記載する内容は多くなり続けるのです。


不動産に限らずですが、近年は消費者やエンドユーザーの声が大きくなっている世の中ですね。小売店とか飲食店とかでも店員さんに態度が横柄な人を見かけることが多くなった気がします。勿論、不当な事に対して主張することは大事ですが、あることないこと言ったり、揚げ足を取ったり、大げさに言ったりするのはマナーとしてどうかなと思ってしまいます。供給者も需要者もお互いに調子に乗らなければ、もっと良い社会になるのに。と無駄にワールドワイドな目線で考えてしまいました。

それでは(*^-^*)