昨日、宮迫さんと亮さんの3時間にわたる会見の一部を見ましたが、
世論はさらに吉本興業非難になりそうですね。

この一連の騒動をみて感じたのは、世論の怖さでした。
当初は、「宮迫もともと嫌いだった」とか「給料もらってるのにそんな営業してて最悪」
みたいな芸人に対する非難の声が多かったと思いますが、
昨日の会見動画のコメント欄には
「吉本ひどい」や「宮迫さん達もテレビで見られるのを楽しみにしてる」などの芸人擁護派の声が
多数を占めていました。

この人たちに言いたいのは、あなた方は詐欺被害にもあっていない無関係な人たちなのに、
そこまで人を叩いたり、手のひら返しするのはどうなの?ということです。

実際に詐欺被害にもあっていない野次馬がこれみよがしに一斉に人を叩いてる姿をみると、
ネット社会は恐ろしいなあと思いますね。

情報が無限にある昨今ではメディアリテラシーやネットリテラシーをしっかりと身に付けて
情報を取捨選択する必要があると改めて感じました。

情報も誰かのフィルターを通して発信されるわけなので、
情報発信された目的や発信元の狙いも含めて考えなければいけないのでしょうね。
(実際、1つ1つの情報をこんな風に精査している暇はないですが)


闇営業問題に関しての個人的な所感としては、
元から芸人にコンプライアンスや社会性を求める必要はないと思っていたので、
この問題で芸人を叩いたりすること自体がくだらないと思ってしまいます。

闇営業の相手がたまたま反社の人だっただけで、一番悪いのは詐欺グループですし、
詐欺グループの実体を大々的に報道すべきだと思います。

何はともあれ、今回の会見で世間を完全に敵に回した吉本興業が
どのような対処をするのか静観したいと思います。